ボケ確認
と言っても認知症の検査ではないσ^_^;
先日中途半端で終わった7Artisans 35mm F0.95の実写を改めてやってみた。今日は絞り開放0.95縛り。ピーカンの快晴でなく曇りというベストコンディション(^^)。
MFレンズをOVFで撮るほど変態ではないのでEVFメイン、時々背面モニターで撮った。
フィルムシミュレーションはバカの一つ覚えでアクロス。あくまで絞り開放のクセを知るためなので本来絞り込んだ方がいい場面でも開放σ^_^;
メタセコイアの根っ子が地表に飛び出ている。こういったローアングル撮影にはX-Pro3の不便な背面モニターが大活躍する。流石にこのアングルだとファインダー覗くのはムリ(;´д`)
やはり何だかんだ言ってレンズのクセが顕著に現れるのは絞り開放だ。今日はその辺を重点的に探ってみよう!
で、この状況でのアウトフォーカス部のボケ方はレンズの値段を考慮したらクセのない素直なボケだと思う。まあ、このボケと言うのも光線の具合、光源の位置関係でぜんぜん変わるのでこの1枚見ただけで判断することはできないけど^^;
この状況でのボケ方も素直な綺麗なボケ方だと思う。
積み上げられていた竹を撮っただけ^^;。逆光とかで撮ってないけどこの7Artisans 35mm F0.95コスパ良すぎ(^^)
これでEVFの拡大機能が使えたら最高なのに・・・ちゃんとお金出せばフォクトレンダーから理想のレンズ出てるけどねぇσ^_^;
どのショットもピントを少しずつずらして3つほど撮ってみた。さすがにEVF等倍を1発で決める目は持ち合わせていない(老眼に乱視)。必殺手動フォーカスブラケット^^;
この状況でもボケはそれほど暴れていない。もしかしてこの子出来る子?
こんな枯れた切り株のどこがフォトジェニックなの?と聞かれそうだが、性癖と言うものには根拠がないσ^_^;。今の時期ならチューリップやネモフィラをベルビアでファンシーに撮る人とは話しが出来ない事は重々承知している。
この画もF2.8とかF4で撮っていればもう少し迫力があっただろうが、現場の状況を伝えるには十分な描写をしてくれていると思う。
もう疑う余地は無い!
柔らかい光の曇天ではこの7Artisans 35mm F0.95はとても素直で良い写りをする。2万円中程の値段を言えば誰もがびっくりするレベルのレンズだという事(^^)
丸ボケも汚くない積極的に使いたくなるボケだ。よくボケるしそのボケ加減を強調させることが出来るように被写体にもよく寄れる。一般的にフルサイズで50mm単焦点レンズを使うと最短撮影距離は45cm〜50cmが普通だが、当レンズは37cmと更に寄れる。ガチピンが出せれば最高のお散歩レンズじゃないか(^^)
さんざん褒めてるので欠点も^^;
ピントリングとフォーカスリングの位置が一般的なレンズがカメラに近い側が絞りで前玉側がピントリングなのに対して7Artisans 35mm F0.95は逆。しかも両リングともヘリコイドの重さや触感が似ていて「あれ?」となる事がある。慣れるのだろうがまだ慣れていない(ー ー;)
久しぶりに林の中をウロウロしながら写真を撮った。楽しい!
単焦点レンズだからこその手返しの良さ。ズームレンズだと色々迷いが生じてしまい集中出来ない(不器用なだけ)で結局シャッターを切らない事もあったりしたのでズームレンズは基本的に使わない。
不器用な人間にはシンプルな物が一番(^^)。
柔らかい光の曇天での優等生ぶりには驚いたが晴天ではどんなだろうか?
今度は他のフィルムシミュレーションで試してみよう(^^)
おしまい